医療や美容分野で使われるプラセンタとは?

女性のアンチエイジングに効果が高いとして脚光を浴びている「プラセンタ」は、動物の胎盤を意味し、文字通り胎盤からサプリメントを生成しています。
プラセンタが人に利用されてきた歴史は大変古く、古代ギリシャの治療にも用いられてきました。

そして現代医療でも、プラセンタは広く利用されていて、肝疾患や更年期障害などはプラセンタが健康保険適用対象になるほどです。
また、健康保険適用外ですが、美白やシミ・シワ対策の美容効果、アトピー性皮膚炎などアレルギーの改善、生理不順や冷え性対策、肩こり・腰痛対策、自律神経失調症・不眠症対策など、多方面の効果が期待され、活用されているのです。

このように医療機関の治療に活用されているプラセンタは、注射か内服かのどちらかになります。
治療に使われるプラセンタは、人の胎盤から抽出したもので、人の胎盤を利用したプラセンタは医療機関だけが許可されています。

一方、サプリメントなどで利用されているプラセンタは、動物の胎盤が利用されています。
動物利用の安全性では、ヒトに続いて馬や羊の胎盤が安全性の高い動物になります。
高品質なプラセンタは、これら動物の胎盤から不要部分を取り除き、特定の物質だけを分解して抽出します。
他にも安価にできるけれども濃度的には劣ってしまう凍結融解法や、逆に抽出方法に特許を持っているメーカーもあります。
このように様々な方法で抽出されたプラセンタエキスは水分の多い状態ですので、熱で水を飛ばしたり、フリーズドライ製法などを行って、パウダーやカプセルに入れて完成になります。

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