プラセンタは摂ると太ってしまうのか?

プラセンタは豚や馬、人の胎盤から抽出した成分です。
女性に特に人気があり、美肌、老化抑制、更年期障害の緩和、疲労回復、アレルギー症状の緩和、抜け毛予防などなど、効用は様々に挙げられます。
成長ホルモンに働きかける作用がありますので、基礎代謝のアップもあり、ダイエット効果も謳われています。
しかし反面、プラセンタを摂取し始めてから、太ってしまったという話も耳にします。
どういうことなのでしょうか。

プラセンタは、確かに胎児を育むため豊富な栄養素をたくさん持っています。
しかし、それ自体にカロリーはほとんどありません。
仮に過剰に摂取してしまったとしても、カロリーオーバーで太ることはありません。
特にドリンクやサプリメントの場合、低カロリーを売りにしている商品が多く、1回10キロカロリー程度の摂取カロリーが大半です。

考えられる理由としては、プラセンタを摂ったことで体調が整い、新陳代謝が活発になったことで、カロリーが不足していると脳が判断してしまうことです。
これも個人差があるので必ず起こる訳ではありませんが、体は動こうとすれば当然エネルギーが消費されます。
すると欠乏にならないため、予めエネルギーをためこもうと脳が体に働きかけるのです。
結果として食欲が増進されてしまい食事の量が増え、消費カロリーよりも上回るカロリーを摂ってしまった場合に太るのです。

プラセンタは基礎代謝を上げる効果はありますが、それは絶対に体重を落とすものではありません。
プラセンタを摂取しつつ適度に運動をすることで、体の生態リズムを整え、より効果的にプラセンタの効用を実感しましょう。

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