プラセンタ原液の定義と効果について

プラセンタは肌によい成分が豊富で、細胞の活性化、メラニンを抑制する効果、炎症を抑制する効果があり、高い美肌効果が期待できる成分の1つです。

その中でもプラセンタ原液は純度が高く、より効果的なイメージがあります。
しかし一概にそうとはいえません。
それはプラセンタ原液には厳密な定義はなく、メーカーによって、その定義が異なるからです。
ほとんどの場合、プラセンタを抽出する段階で大量の水を使用します。
ひとくちにプラセンタ原液といっても、抽出したときの水でプラセンタ自体の濃度が薄くなっている場合があるのです。
ですからメーカーによっては、水を一切用いない抽出方法で、高濃度、高品質なプラセンタ原液のことを純液と呼んで区別していることがあります。

水を一切用いないプラセンタの抽出方法はコストがかかるので、高額になる場合が多いです。
高濃度、高品質なプラセンタ原液はプラセンタ独特の臭いがあり、無添加のプラセンタは保存方法に注意が必要になります。
そのため高濃度、高品質なプラセンタ原液に、香料や防腐剤を添加することで、取り扱いしやすくしている場合もあります。

敏感肌やアレルギー疾患の人には不純物が少ないプラセンタ原液がおすすめですが、肌質によっては濃度が高いプラセンタ原液が合わない場合があります。
いずれにしろ肌のトラブルを未然に防ぐため、必ずパッチテストを行うようにしましょう。

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