保険適応のプラセンタ注射

保険でプラセンタ注射を受けたい場合、更年期障害や肝炎、乳汁分泌不全の病気にかかっているなど、条件が定められています。
のぼせやほてりなどのホットフラッシュや腰痛などの更年期障害に悩まされている女性の方は、プラセンタ注射を保険適応で受けられるかもしれません。
医師の診断で更年期障害であると認められた場合は、プラセンタ注射を保険適応の価格で受けられます。
その価格は1回500円から900円程度です。
保険が適応されない場合、1回2,000円から10,000円程度するため、かなりお得に受けられます。

更年期障害は40歳~50歳の女性に多いのですが、30歳でも症状が出ることがあります。
ホットフラッシュやめまいなどの症状が出て体調が悪いなと感じたら、更年期障害の可能性があるため病院で診断をしてもらうと良いでしょう。

プラセンタ注射をする時に気を付けなければいけないのは、献血についてです。
2006年以降、ヒトプラセンタ注射を受けた人は、献血をすることができなくなっています。
なぜ献血をすることができないのかというと、狂牛病と関係しているといわれている変異型クロイツフェルト・ヤコブ病が血液で感染する疑いがあるからです。
イギリスでは2003年に、献血血液から変異型クロイツフェルト・ヤコブ病が二次発生したという例があります。
日本ではイギリスから血液製剤の輸入は行っていないのですが、このような病気の懸念により、プラセンタ注射を受けた方は献血ができなくなっています。
更年期障害や肝炎などの治療のために、プラセンタ注射を受けようと思われる方は献血ができなくなることを頭に入れておくことが大切です。

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